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シイは、日本の妖怪の一つ。和歌山県、広島県、山口県の民間伝承にあるもので、牛が恐れる獣とされる。 == 概要 == 山口県大津郡長門市では田で牛を使う際、5月5日に牛を使う、田植え時期に牛に牛具を付けたまま川を渡す、女に牛具を持たせる、5月5日から八朔までの間にほかの村の牛を率いれるといった行為がタブーとされており、これらを破るとシイが憑いて牛を食い殺すといわれた。 和歌山県有田郡廣村(現・広川町)や広島県山県郡では、シイを「ヤマアラシ」ともいって、毛を逆立てる姿を牛がたいへん恐れるので、牛を飼う者は牛に前進させる際に「後ろにシイがいるぞ」という意味で「シイシイ」と命令するのだという。 江戸時代の書物『大和本草』『和漢三才図会』『斎諧俗談』などではシイに「黒眚」という漢字表記をあてている。『大和本草』では黒眚は周防国(現・山口県)や筑紫国(現・福岡県)におり、やはり牛馬に害をなすもので、賢い上に素早いのでなかなか捕えることはできないとある。『斎諧俗談』では奈良県吉野郡にいるものとされ、人間はこれに触れただけで顔、手足、喉まで傷つけられるとある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シイ (妖怪)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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